モデルの冨永愛さんが11月8日、東京都内で行われた、刃物メーカー「貝印」のイベントに出席した。「ウェルビーイング」（幸福、健康）についてトークセッションが行われ、「幸せな瞬間」について聞かれると、「お布団に入ってこれから寝るってときが一番幸せ。睡眠は美容にとっても大事。体のリズムを整える時間。大好きなんです、寝るの」と笑顔で語った。

　また「前向きになれるもの」は大好きという料理で、「息子や友達に作っておいしいと言われるのは癒やされる。料理って、愛情を込めないとおいしくならないんです。完成までのプロセスをこなしていき、思ったとおりの味になると快感。さらにおいしいと言われると幸せだなって思いますね」とにっこり。最近作った料理は「おでん」といい、「具材のポジションが大事。大根は絶対に下。卵は半熟がいいので、ゆでてたれに漬けておくだけ」とこだわりを紹介した。

　同日が「いい刃の日」であることから、「あったらいいと思う刃物」について発表する場面もあった。冨永さんは「よく切れるのに指だけは切れない包丁」とフリップに記し、「よく料理をしますが、やっぱり指を切っちゃう。ばんそうこうをしても水仕事だからぬれてしまって、しみて痛い。料理が終わるまでどうにもならない。なので、貝印さんなら作ってくれるんじゃないか」と期待を込めて話した。

　この日は「貝印が考える『環境』『未来』『より良い暮らし』PRイベント」と題し、俳優の板垣李光人さん、情報学研究者のドミニク・チェンさんも参加した。今年4月にテスト販売した紙カミソリを2022年3月から順次、全国発売することなどを発表した。紙カミソリは従来と比べプラスチック使用量を98％削減している。