女優の川口春奈さんが3月25日、国立代々木競技場第1体育館（東京都渋谷区）で開催された大型ファッションイベント「第24回 東京ガールズコレクション（TGC） 2017 SPRING／SUMMER」に初出演し、ランウエーデビューを飾った。出演後に取材に応じた川口さんは「自分がランウエーを歩かせていただけるなんて。すごく緊張しましたけれど、いろんなお客さんと会えて楽しかったです」と笑顔を見せた。

　川口さんは「LOWRYS FARM（ローリーズファーム）」の25周年アニバーサリーステージのトリとして、ウオッシュの利いたデニムシャツにダメージジーンズを合わせたデニムオンデニムの着こなしでランウエーを歩いた。

　取材時はデニムシャツを脱ぎ、中に着ていた同ブランドのロゴTシャツを見せたスタイル。「普段はちょっとカジュアルでボーイッシュなラフなスタイル。スエットにMA-1を合わせたり、ちょっと変わったシルエットでコーディネートしたりするのが好きです」という。

　磨きがかかった美しさの秘訣（ひけつ）を聞くと「女性は年齢で雰囲気や顔が変わっていく。自分での変化は、全くないですけれど、そう（美しくなったと）思っていただけるのはすごくうれしい」と照れた表情。「いろんなファッションやメーク、ネイルとか、女の子の特権というものが自分も大好きなので、楽しもうと思いながらやっています」と笑顔を見せた。

　また川口さんは、先ごろ出演したバラエティー番組で、人気急上昇中のお笑いタレント、ブルゾンちえみさんの“キャリアウーマン”のネタに挑戦し、髪をかき上げながら「35億」とセクシーにせりふをつぶやいて話題を集めた。「見てくださった方が多かった。『見たよ』ってたくさん声を掛けていただいた」とにっこり。「個人的に大好きな芸人さんだったので、（ものまねを）やらせていただきました」と明かしていた。

　現在、主演映画「一週間フレンズ。」が公開されており、今年で芸能生活10年目に突入する川口さん。「短かったかと言えばそうでもないんですけれど、本当にあっという間。これからも頑張って、いろんな景色を見たい。ファンの皆さんと会える機会を作っていきたい」と期待に胸をふくらませている様子だった。

　TGCは「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、2005年から年2回開催しているファッションイベント。24回目となる今回は、お笑いタレントの小藪千豊さんとフリーアナウンサーの森麻季さんがMCを務め、香里奈さん、山田優さん、河北麻友子さんら約100人がモデルとして出演。人気テレビアニメ「進撃の巨人」とのコラボステージなども行われた。