【動画】夏木マリ、自身の“終活”告白「エンディングノート書いた」 伊藤淳史は家族への思い明かす 「ドラマW 今日、帰ります。」トークイベント
女優の夏木マリさんが2月18日、東京都内で行われたWOWOWのスペシャルドラマ「ドラマW 今日、帰ります。」のトークイベントに、主演を務める伊藤淳史さんとともに登場した。物語のキーパーソンで自身が演じる近藤波子役について語る中で、夏木さんは「(波子は)人生も終末に向かっている女性。私もそろそろそういう時期なのでエンディングノートを書いた」と自らの“終活”を告白して驚かせた。
夏木さんは「葬式のケータリングはこれにしてほしいとか、音楽はこれとか(決めている)。テーブルクロスはギンガムがいいか、ストライプがいいか悩んでいる」と笑顔で説明し、「すごく波子の心情はよく分かる」と自身と重ね合わせ、役柄に共感したと語った。
一方、実際に1児の父である伊藤さんは、さまざまな問題を持つ父親である主人公・森田について「ごく普通の青年。家族のために人生設計をしていて、そんな問題ある男なのかなというのはあった」と語り、「子どもが『僕のことを嫌いなの?』って聞くシーンが胸に来る。実際に言われたら相当きつい」と父親の顔をのぞかせていた。
ドラマは、「第1回WOWOW新人シナリオ大賞」の受賞作。東京の銀行で働く森田克博(伊藤さん)は月1回、山梨にある別居中の妻・千佳(木南晴夏さん)の実家に通っている。千佳からは「山梨で一緒に暮らしてほしい」と言われ困惑する中、銀行で“厄介なおばあさん”として有名な波子(夏木さん)の担当になる。キツい言葉を浴びせる波子だが、週末に義父の田端恒三(西岡徳馬さん)が営む農業を手伝うよう提案。さらに“家族と一緒に暮らすためにやるべきこと”が書かれたノートを手渡す……という物語。3月10日午後10時にWOWOWプライムで放送される。