【動画】映画「インランド・エンパイア 4K」メーキング特別映像 撮影、演出、メークまで…デビッド・リンチ監督の“現場”公開
今年1月になくなったデビッド・リンチ監督の最後の長編映画「インランド・エンパイア」(2006年)の4Kリマスター版「インランド・エンパイア 4K」(2026年1月9日公開)のメーキング特別映像が12月17日、公開された。
1月15日、78歳で生涯を閉じたリンチ監督。1976年のデビュー作「イレイザーヘッド」以来、“カルトの帝王”として世界中を魅了し続けた巨匠の長編最終作「インランド・エンパイア」が、生前の本人監修による4Kリマスター版としてよみがえる。
ハリウッド女優のニッキー・グレース(ローラ・ダーンさん)は、未完に終わったポーランド映画「47」のリメーク作「暗い明日の空の上で」に出演することになる。やがて共演者のデヴォン・バーク(ジャスティン・セローさん)と映画 さながらに不倫関係に陥り、映画の物語と自身の人生が交錯しはじめる。現実と虚構の境界は次第に失われ、ニッキーの精神は崩壊へと追い込まれていく……というストーリー。
今回公開された映像は、メーキングと、それに対応する本編シーンを交互に映し出した構成。長年にわたりリンチ監督作品に多数出演してきたハリー・ディーン・スタントンさんに演技指導を行う様子や、ダーンさん演じる主人公ニッキーが吐血する強烈なシーンについて、カメラマンに画角の指示を出し、ダーン本人に演技について具体的な指導を行う場面などが収められている。

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