【動画】映画「峠 最後のサムライ」役所広司×吉岡秀隆 和平を願い挑んだ小千谷会談 本編映像解禁
司馬遼太郎の幕末小説が原作で、役所広司さんが主演を務める映画「峠 最後のサムライ」(小泉堯史監督、6月17日公開)の本編映像が6月9日、公開された。民衆の生活を守るため武力での戦いを避け、対話での解決を目指した長岡藩の家老・河井継之助(役所さん)が、土佐藩の軍監・岩村精一郎(吉岡秀隆さん)に和平を願った嘆願書を受け取るよう粘り強く願い出る場面が切り取られている。
映画は、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー「峠」(新潮文庫)初の映像化作品。慶応4(1868)年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助(役所さん)は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指すが、談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す……というストーリー。