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 世界4大ミス・コンテストの一つ「ミス・アース」の2020年の日本大会が9月16日、東京都内で開催され、お茶の水女子大理学部2年、埼玉県代表の東出(とうで)あんなさん(20)がグランプリに輝いた。日本代表の「2020ミス・アース・ジャパン」として世界大会に出場する東出さんに意気込みなどを聞いた。

 東出さんは生物学科に在籍。大会の自己アピールで「2020年、私が20歳になるこの年を特別な年にしたいと思ってきました。大学で生物学を学び、真実の地球の声を届けられる私がミス・アースになります!」と宣言しており、「その通りになりましたね」と声をかけられると、「ありがとうございます」と喜び、「正直実感はあまり湧いてないんですけれども、この大会のためにずっと努力もしてきたので本当にうれしいです」と笑顔で語った。

 選ばれた瞬間、涙はなかったが「私も涙が出るかな?と思っていたんですけど、出ずに感謝の気持ちがすごくあふれたという印象でした」と話す。選ばれた理由を「グランプリを取るために自分のことを分析しながら、直すべきところは直して努力してきたので、それが良かったのかなと思います」と自己分析した。

 卒業後は「大学院に行って研究をしたいと考えています。植物が好きなので植物を対象に研究できたらいいなと考えています」と語る。

 受賞のスピーチでは双子の妹に感謝の言葉を述べた。「小学校、中学校、高校、大学も学部も学科もずっと一緒で、本当に仲がいいんですけれども、この大会に向けても一緒に体作りとか食事を考えるところとか、すべて一緒に考えてきてくれたので、双子の妹にいい結果を報告できて本当にうれしいです」と顔をほころばせる。

 世界大会に向けて、「世界大会に出られることは本当に光栄なことだと思うので、日本を代表して、応援してくれた方々への感謝の気持ちも込めて、自信を持って輝けるように。世界大会はオンラインではあるんですけれども、全力を尽くしていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 「ミス・アース」は、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並び、世界4大ミス・コンテストの一つに数えられる美の祭典。今回10回目を迎えた。地球環境保護に対する意識を重視しているのが特徴で、世界大会には例年80カ国以上の国の代表が参加している。

 今回の応募総数は約2600人。この日は、ファイナリストがカジュアルウエアや華やかなドレス、水着姿で、審査に臨んだ。新型コロナウイルスの感染予防策を徹底し、無観客で行われ、オンラインで生配信された。

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