【動画】芦田愛菜「魂を吹き込むような気持ちで」 細田守監督「果てしなきスカーレット」で主人公声優務める
「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作となる劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)のジャパンプレミアが11月5日、東京国立博物館(東京都台東区)で行われ、主人公・スカーレットの声優を務める芦田愛菜さんが登場した。芦田さんが演じるスカーレットは父を殺した敵(かたき)への復讐を誓う中世の王女で、「体当たりじゃないとできないだろうというシーンもありました。声を吹き込むというより、魂を吹き込むような気持ちでやらせていただきました」と収録について明かした。
芦田さんは、「スカーレットは19歳なのですが、最初に監督とお話しさせていただいた時、現代を生きている19歳と、中世を生きる王女としての19歳は、持っている覚悟が違うだろうから、その差が出たらいいと。そこが難しかった」といい、ジャンヌダルクやエリザベス1世が登場する作品を見て役作りをしたという。この日のジャパンプレミアを迎え、「一生懸命声を演じたスカーレットをどのように受け止めてもらえるか、緊張がありつつも楽しみです」と思いを語った。
イベントには、声優を務める岡田将生さん、染谷将太さん、宮野真守さん、吉田鋼太郎さん、斉藤由貴さん、松重豊さん、細田監督が登場した。
最新作は、細田監督が原作、脚本を手掛ける。父を殺され、復讐に失敗したスカーレットは、死者の国で再び宿敵に復讐を果たそうとする……というストーリー。死者の国は、宿敵に復讐を果たし、“見果てぬ場所”にたどりつかなければ虚無となり存在が消えてしまうという場所で、スカーレットは果てしない復讐の旅をすることになる。

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