俳優の間宮祥太朗さん、矢本悠馬さん、女優の石井杏奈さんが6月13日、東京都内で行われた映画「破戒」（前田和男監督、7月8日公開）の完成披露舞台あいさつに登場。涼やかな浴衣姿を披露した。

　「破戒」は、1905（明治38）年に自費出版された長編小説。これまで、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督といった名だたる巨匠が映画化してきた。60年ぶりの映画化となる今回は、脚本を「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」などの加藤正人さんと「バトル・ロワイアルII鎮魂歌」などの木田紀生さんが担当。前田和男さんが監督を務める。

　被差別部落出身を隠して地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する主人公・瀬川丑松を間宮さん、丑松に恋心を寄せつつも思いを告げられない志保を石井さん、丑松を支える親友で同僚の教員・銀之助を矢本さんが演じる。