歌手の坂本美雨さんが3月6日、「国際女性デー表彰式　HAPPY WOMAN AWARD 2025 for SDGs」の個人部門「HAPPY WOMAN賞」を受賞し、東京都内で行われた表彰式に出席。2023年に亡くなった父・坂本龍一さんや、9歳の娘への思いを語った。

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　同アワードは、女性の力による持続可能な社会づくりに向けた挑戦や活動を行い、今後も期待できる個人や企業を表彰。美雨さんは、音楽を通じて社会のさまざまな課題に向き合いながら、平和と優しさを広める活動を続けてきた。パレスチナの現状を発信し平和を訴え、娘とピースマーチに参加するなど、社会への意識啓発に尽力。動物愛護活動にも力を注ぎ、保護犬の散歩ボランテイアや震災で被災した動物たちの支援にも積極的に関わっていることなどから同賞を受賞した。

　受賞の喜びを誰に報告したいか聞かれた美雨さんは、「父が社会的に発信する姿を小さい頃から見ていたので感謝しています」と、環境保護や被災地支援など、さまざまな社会活動に心血を注いできた亡き父に感謝。

　さらに、「訳も分からない頃から連れ回していたうちの娘に、一番最初に（受賞を）伝えました。今、9歳なのですが、保護犬のお散歩とか猫たちの世話とか、パレスチナのことが始まってからはデモに一緒に行ったり、子供にとってはしんどいかもしれないことにも付き合ってくれて、そして話をするうちにちゃんと理解してくれて、一緒に歩んでくれる娘にありがとうと言いたいです」と語った。

　同部門では、タレントのIMALUさん、歌手の平原綾香さん、俳優の板谷由夏さんらも表彰された。