【動画】當真あみ&中島セナ、主演 柚木麻子のデビュー作が映画化 「終点のあの子」特報映像
俳優の當真あみさんと中島セナさんが主演を務める映画「終点のあの子」(吉田浩太監督)が2026年1月23日に公開されることになり、映画の特報映像が9月9日、公開された。
映画は、ゆらぎやすい女子高生の友情と複雑な心情を描いた柚木麻子さんのデビュー作「終点のあの子」(文春文庫)の映像化。私立女子高校の入学式。中等部から進学した希代子と奈津子は、通学の途中で青い服を着た見知らぬ女の子から声をかけられた。高校から外部生として入学してきた朱里だった。父は有名カメラマン、海外で暮らしてきた朱里を希代子は気になって仕方がない。朱里は学校では浮いた存在でありつつも、羨望(せんぼう)のまなざしで見られていた。希代子は朱里と一緒に共に時間を過ごすような仲になり、「親密な関係」になったと思っていた矢先、希代子は朱里の日記帳を見つける……というストーリー。
主人公2人の希代子と朱里を當真さんと中島さんが演じるほか、希代子と朱里の同級生・奈津子と恭子を平澤宏々路さんと南琴奈さんが演じる。そのほか、深川麻衣さん、石田ひかりさん、新原泰佑さん、小西桜子さん、野村麻純さんらも出演。
今回公開された特報映像の冒頭では、いつもと変わらない日常を過ごしていた希代子と、そんな希代子の前に突如として現れた青い服を着た転校生の朱里の姿が捉えられている。自由奔放で他のクラスメートとは異なる知的で大人びた風格と孤高さをまとった朱里にひかれ、徐々に行動を共にするようになった希代子の世界は、学校の屋上の扉を開けたときのようにまぶしいほどに明るく輝き出すが……。