【動画】有村架純、撮影中は仲村トオルを待ち受けに 「自然と父がすり込まれていく感覚」 映画「ブラック・ショーマン」完成報告会
俳優の有村架純さんが8月11日、東京都内で行われた、福山雅治さん主演の映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督、9月12日公開)の完成報告会に出席した。撮影期間中、父親役の仲村トオルさんの写真を携帯の待ち受け画面にしていたことを明かした。
映画は東野圭吾さんの小説が原作。元中学校教師の神尾英一(仲村さん)が何者かに殺され、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世(有村さん)は突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。英一はなぜ殺されたのか、真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史(福山さん)。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンの武史が、卓越したマジックに手癖の悪さと、メンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器に殺人事件の謎に挑む……というストーリー。
有村さんは、役作りについて「父の存在というものが自分の中にしっかり記憶として残るように、勝手ながら仲村トオルさんを(携帯の)待ち受け画面にずっとさせていただいていた。ご本人にもお伝えしたんですけど」と告白。
続けて、「携帯は毎日触るものですし、毎日、目に触れるところにトオルさんの顔があると、自然と父、英一さんっていうのがすり込まれていく感覚がありました。撮影期間中はトオルさんご本人のお写真にすごく助けられました」と振り返った。
さらに、「父とのシーンは、もう亡くなってしまっていて、そんなに多くなかったので、どうやって時間を紡ごうかなと思ったときにその方法にたどり着きました」と話した。
完成報告会には福山さん、田中監督も出席した。司会をフジテレビの榎並大二郎アナウンサーが務めた。