【動画】岡田将生、ベッドに横たわる唐田えりかに問いかける「二人は、みみずくんに勝てるのだろうか?」 映画「アフター・ザ・クエイク」冒頭シーン
岡田将生さん、鳴海唯さん、渡辺大知さん、佐藤浩市さん主演で、村上春樹さんがの短編小説を実写化した映画「アフター・ザ・クエイク」(井上剛監督、10月3日公開)の本編映像の一部が公開された。30年におよぶ物語の始まりを映し出した冒頭シーンとなっている。
暗闇の中に差し込んだ光によって浮かび上がる謎めいたシルエット。岡田さん演じる小村の声によって1995年の“かえるくん”の物語が幕を開ける。フラフラとした足取りで、みみずのように揺れる赤い廊下を歩く小村はどこへ向かっているのか。ホテルの一室に場面が切り替わると、「二人は、みみずくんに勝てるのだろうか?」とベッドに横たわるシマオ(唐田えりかさん)に問いかける小村。さらに、「僕たちは、物語が語られるのを待つしかない」と語り、暗いトンネルのようなシーンに切り替わる。
「アフター・ザ・クエイク」は、4月にNHKで放送されたドラマ「地震のあとで」の映画版。原作は2000年に発表された村上さんの短編集「神の子どもたちはみな踊る」(新潮文庫)。同著に収録されている4編をベースに一部時代設定を変更、1995年から2025年の30年にわたる物語として新たに生まれ変わった。